オーストラリアの弁護士のいろいろ その17 英語字幕と英語表現

7月末から1週間、日本出張に行っていました。

行きの飛行機で、何気なく「マスカレードホテル」を観てみようとしたら、木村拓哉主演ではないですか!

ミステリー有り、登場人物の個性もあって、面白い映画でした。

さて、「マスカレードホテル」は邦画ですので、日本語音声、英語字幕が出ていました。こういう時、私は、もちろん日本語で聞き取るのですが、英語字幕も自然と追ってしまいます。日本のこういう表現は、こういう英語表現にするんだとか、いや、その英語表現は違って無い?などと、映画を見ている間もストーリーを追いながら、結構忙しいのです。

ただ、日本語と英語の勉強にはうってつけだと思います。

さて、日本語と英語表現の違いです。ここから少々長くなります。

私はカンタス常連で、今回の出張は、ブリスベン・シドニー・関空で入りました。そして関空でスーツケースがLost Luggage。職員に直ぐに手続きをして貰い、荷物は翌朝届くものの、宿泊先へは追加もう1日かかる、つまり2日待ち。

それは大変困るので、翌朝関空に取りに行くよう変更、無事翌朝スーツケースを引き取り完了。

その後、オーストラリアへ帰国後、カンタスのバゲージ課へ電話クレームをしました。正直、関空往復の交通費を返金して貰えれば良いと思っていた。しかし担当者は、日用品として1日最高$80.00までの返金は出すが、交通費では返金しないと言う。

これに対し、私は、第一、日用品で$80.00は全く賄えない。私が求めるのは交通費の返金を再主張。

カンタスは、あくまで交通費は返金できないと言う。

しょうがない、2年前のバンコクでのLost Luggageの話を出して、ゴールド会員、更に、今後も年内2回のカンタスも予約済みを武器に抗議。

カンタスは上司に相談すると言い、その後お詫びして来ました。そして、メールで関空で貰ったLost Luggageの書類をメールして欲しいと。

早速、求められた書類送付時に、メールに、カンタスには本当にがっかりしていると言った。英語表現では、こちらの怒りを言うより、こういう場合、「あなた方に失望したとか、あなた方の対応に非常にがっかりした」という表現が響くのです。

2日後、$160.00の返金にて今回のご迷惑をご了承くださいというメールが届いた。