5月は日本出張があり、更新が滞りました。
さて、今回のテーマは、日本の弁護士 VS オーストラリアの弁護士です。
日本の弁護士さんと話す機会が多いのですが、今回新たな発見がありました。
日本の弁護士は、一度司法試験に受かって弁護士になったら、生涯有効な資格とのこと。正直びっくりしました！！
これに対し、オーストラリアの弁護士は、毎年7月1日の更新制度です。毎年3月末までに、新しい法律を学んだり、弁護士会が義務付ける義務教育のコースを取り、更新申請をしてやっと更新することができます。
そのため、弁護士免許状も毎年更新されるので、毎年壁に掛かった額に入った免許状の入れ替えをしなくてはいけません（これは結構ウキウキしながらやる作業です 笑）。
実務で追われている毎日、自ら進んで新しい法律アップデートは結構ハードルが高いです。オーストラリアの場合は、義務化されているのでやらないと資格更新ができない、これは良い制度だと思います。
またオーストラリアは頻繁に法律がどんどん新しく取り替えられる国、お国柄もあるのでしょうが、日本の制度には正直びっくりしました。
日本の法曹界、少々心配です。。。